胃はなぜ、自身を消化してしまわないのか？

多くの映画祭で賞に輝いた作品を、DVDブックで遂に発売！

【仕　様】
A5判　DVDブック（ボックスケース付き）
［DVD：14分/日本語/英語/NTSC/リージョンコード２］
［冊子：32頁/オールカラー］
 

生命の維持に欠かすことのできない「食べ物の消化」という働き。

胃酸や消化酵素による食べ物の消化と、胃粘液による自らの保護という絶妙なバランスによってその働きを維持しているが、その全容は明らかにされていない。

このしくみを解明するため、さまざまな角度から胃を観察し、食事のたびにくり返される、複雑にして巧妙な胃酸分泌のしくみを映像化することに成功した。

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2006　第47回科学技術映像祭 医学部門 文部科学大臣賞
2006　第16回TEPIAハイテク･ビデオ･コンクール 優秀作品賞
2006　第７回リエージュ国際健康映画祭
　　　　　WAMHF（World Association of Medical and Health Films）特別賞
2006　The 2006 FREDDIE Awards International health & Medical Media Awards
　　　　　（アメリカ国際医学･健康映画祭）Prize of Basic & Clinical Science（基礎医学部門賞）
2007　第44回国際科学技術映画祭 TECHFILM2007（プラハ, チェコ共和国）
　　　　　PRIZE FOR THE BEST EDUCATIONAL PROGRAM(最優秀教育作品賞）
2007　第８回World Media Festival（世界産業映画祭）（ハンブルク）
　　　　　ドキュメンタリー部門 intermedia-globe GOLD AWARD（最優秀賞）
2007　映文連アワード2007 ソーシャルコミュニケーション部門優秀賞

 

■本の内容

     ●シナリオ『胃 -巧妙な消化のしくみ-』

     ●コラム
　　・胃の構造
　　・胃腺を構成する細胞
　　・胃粘液の構造

     ●制作ノート　

製作ノート より（抜粋）
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”食べたものが胃に運ばれ、胃の中ではタンパク質が消化されていく。毎日、毎食、私たちの胃の中で繰り返されている消化の営みですが、撮影するとなると、ひと工夫、ふた工夫、必要になります。 X線撮影では、かたまりでないと食物として映りません。胃のX線検査でおなじみのバリウムの登場ですが、試行錯誤の末、結局、透過X線像に黒く映ったのは、バリウムババロアとバリウム漬けの食パンでした。”

”走査型電子顕微鏡（SEM）では、胃酸は固定しても見えないけれど、粘液は固定してみることができます。そして、ついに、光学顕微鏡で観察していた黒いスジと同じ構造をSEMで発見しました。”
 

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